世界銀行とGPIFによる債券投資とESGに関する共同研究報告書

野村資本市場研究所 富永 健司、江夏 あかね

要約

  1. 世界銀行グループと年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2018年4月、債券投資と ESG に関する共同研究報告書を発表した。
  2. 共同研究報告書では、債券におけるESG 投資をめぐって、発展の経緯、投資アプローチ、運用パフォーマンス、投資ツール、投資家への浸透状況、今後の課題等についてまとめられている。具体的には、(1)債券種別毎の投資アプローチの傾向の整理、(2)運用リターン等に関する先行研究の整理、(3)今後の課題の洗い出し、などが行われている。
  3. 共同研究報告書は、債券市場に即座に影響を及ぼすようなものではなかったものの、債券におけるESG投資について丁寧かつ網羅的にまとめた意義のある内容となっている。本報告書が1つの契機となり、今後、発行体、投資家等の市場関係者による、さらなる取り組みがどのように進められるか注目される。
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