1930年
日本橋野村ビル竣工

当時の日本橋野村ビル
1930年(昭和5年)、日本橋のたもとに、現在の野村ホールディングスの本社である日本橋野村ビルが完成しました。当時の日本橋区通1丁目1番地(現在の日本橋1丁目9番地1号)にビルを建設するにあたり、野村徳七は「この地にあとを継ぐものは、業界の一の一たるべし」と言い残したと言われています。
同ビルは、竣工後しばらくの間、野村銀行(大阪野村銀行から社名変更)東京支店などとして利用されていました。戦後はGHQに接収され、連合軍の宿舎として利用されていましたが、返還後の1953年(昭和28年)、野村證券はこのビルに本社を移転しました。