1938年

株式業務の本格的開始

~戦時経済下での投資促進活動~

本店内の業務風景

1937年(昭和12年)の日華事変勃発後、日本の金融業界は国家の資金調達への協力体制の構築を求められました。公社債市場では、国債の発行が活発となり、野村證券はその販売に全力を注ぎました。また、株式市場でも基幹産業への円滑な資金供給が求められるようになり、野村證券は1938年(昭和13年)に株式仲介業務へ進出。株式市場の発展に向けて大きな一歩を踏み出しました。